こうしてまったりお茶をしていたら、急に理香が真剣な声でこう言ってきた。
「そういえば、あれから気になってることがあるんだけど。」
「あれからって?何のこと?」
理香のことだから、どうせ和也君のこと聞いてくるんだろうなぁ。
私は呑気に聞き返し、コーヒーを口に含んだ。
「さやかと和也君がグローブを買いに行った日から。黒谷愛奈のことで。」
えっ!?
コーヒーを飲み込もうとしていたところだったから、驚いて噎せてしまった。
「ちょっと大丈夫?何でそんな驚くの?」
「なっ、何で理香が愛奈ちゃんのことを知ってるの!?」
私は慌てて聞く。
「私の情報網がすごいの知ってるでしょ。でも、さやかが知ってるってことはまた会ったのね?」
「うん…。昼休み、和也君のクラスに行った時に声を掛けられて…。」


