そう言う片方の男の子は、椅子からとび上がり、膝を机にぶつけ痛そうにしていた。
「あっ、大丈夫!?」
「あぁ、コイツなら大丈夫ですよ。あの、先輩が何で1年のクラスに?」
もう1人の男の子が笑顔で聞いてくる。
「えっと、…竹内君ってこのクラスだよね?」
私が聞くと、膝をぶつけた子はしゅんとしてしまった。
やっぱりまずかったかな…?
「竹内なら昼はあんまり教室にはいませんけど。」
代わりにもう1人の子が答えてくれた。
「そっか。ありがとう。」
そして、教室を出て、廊下を歩きながら考えた。
じゃあ、和也君は屋上かな?
私は屋上に行ってみることにした。
その時、誰かが立ち塞がった―――。


