あっという間に一泊二日の旅行の日をむかえた。
私と将太は2人が出発するのを見送りに。
ちょっと暑いけど、上には雲一つない青空が広がっていて、とてもいい天気だ。
お父さんは駐車場にとめてあった車をアパートの前に横付けにし荷物をつんでいる。
「少しだけど、のんびりしてきて。」
私は車に乗り込む前のお母さんに言った。
「うん。ありがとう。」
お母さんは私を優しく右手で抱き寄せてくれた。
お母さんの香りがする―――。
「じゃあ、行こうか、幸子。」
「ええ。そうね。」
そして、2人は車に乗り込んだ。
「お土産待ってるから。」
すかさず将太が開いてる窓から言った。
「ははっ!ちゃんと買ってくるから心配するな。じゃあ、行ってくる!」
お父さんは吹き出しながら言う。
「気をつけてね。いってらっしゃい!」
お父さんとお母さんは出発した。


