「お礼に、俺に出来ることがあればいつでも言ってくださいね!」 和也君は元気よく言う。 「別にいいから…」 …ん? いや、あるなぁ、頼みたいこと…。 私は急にひらめいた。 そうだ! 和也君なら。 「あっ、じゃあ、一つだけいい?」 私は和也君に聞いてみた。 「いくつでも! なんすか?」 「一緒に野球のグローブ買いに行ってほしいの。」