ゴールデンウィークに入り、私は渡辺書店で毎日フルで働いている。 普段からお客さんが多いとはいえないけれど、それにも増してこの連休はお客さんが少ない。 みんな、こんな商店街ではなく、旅行にでも行ってしまうのだろう。 店番をしていても、暇すぎてどうしようかというぐらいだ。 「さやかちゃん、お客さん来ないし、一緒にお昼にしよう。」 渡辺さんが声をかけてくれた。 気付けば、12時をまわっていた。 「はい。」 私は昼食をとるため、渡辺さんとともに奥の部屋へ。