シーン… また教室の空気が張り詰める―… 今度はなんか 全身で感じるぐらい冷たい空気。 顔面寸前に拳が来たのに、 ヤツはビビるわけでもなく、 顔色一つ変えずにフッと笑う。 コイツ… 何者…? ?「気に入ったよ、芽々。」 芽々「はぁ?」 なんであたしの名前知ってんの!? あたしが訳が分からないって 顔をしているのに、 ヤツはそれだけ言って 教室を出て行った。 何なのよ~~~!! アイツはっ!!