そして私たちの会社、 キャロラインに着いた。 今日の仕事が始まる。 私は深く息を吸って、 会社の中へ進んだ。 私たちの部署へ向かうエレベーターの中でも、 未羽ちゃんのKyoの話は尽きない。 未羽「あのスタジオ… 確かここの近くだったんですよね? あぁ~ぁ… あたし会いたかったなぁ。」 未羽ちゃんはため息をつく。 そのKyoはうちにいるなんてね。 未羽ちゃんが知ったら… 気絶するかしら。 ううん、絶対言えない。