暗い夜道


君の姿が見当たらなかった。




やっぱり
ただの幻覚なのかな



諦めかけていた。











でも―――――――








ねぇ神様



運命があるのなら




私の目に映るのは






誰…………?








私の目に映る
一人の男の人は


誰なのかな







諦めかけていた時に
現れるのは



まぎれもない




飯島真だけ。










壁に寄り掛かりながら
下を向いて地べたに座っていた






それは





飯島真だった。