「美萸憂、落ち着いてきた?」 『うん……ありがとう、愛』 私はあの後、ずっと屋上で泣き続けていた。 愛は、何があったか何も聞かずに私が泣き止むまでずっと側にいてくれた。 「……それで、何があったの?」 私は天海くんに言われたことを愛に話した。 「何それ!!?ひどくない!!?いきなり関わるなとか嫌いとか言うなんて!!」 『最初から私のことうざかったらしいし、しょうがないよ…』