「え…」 「料理得意だって自慢してたろ?」 「そ、そうですね」 曖昧に笑う。 どうやら言葉に語弊があったようだ。 [料理が自慢の人の手料理を食べるのが得意]だ。 「お前、ウソだな?」 ツナサンドにかぶりついた先輩に睨まれる。 いや、嘘ではない。 ツナ缶を開けたし、パンのミミも切り落とした、お母さんの隣で。これがなかなか正確に切るのが難しいのだ。 「先輩、一つ質問いいですか?」 話をそらす作戦だ‼ 「ん?」 「こ、今度いつですか?」 「何が?」