宣誓!わたくし細井真琴は7月7日までに20kg減量し憧れの朝倉先輩をGETすることをここに誓います!



次だ


次こそわたしの番‼


駆け出すわたしの胸は、いやでも早鐘をうつ。


「あ、いたいた」


芝のコートに降り立つ。


「先輩‼朝倉先輩‼」


声を上げて手を振る。


軽く手を上げた先輩は、コーナーキックを蹴り、サッカーボールがブーメランのように曲がり、GKの手を弾いてゴールを決めた。


笛が鳴り、


仲間とハイタッチする先輩が、軽やかにこちらに駆けてくる。


わたしに向かって、


真っ直ぐに。


「お疲れさまです!すごいシュートでしたね‼」


「ん、まぁな。あ~、腹へった」


わたしの隣に座り、


差し出すお茶と、冷たいおしぼりを受け取る。


少し遅いランチバスケットを開くと、中には具沢山のサンドイッチが。


「お~美味そ‼」


言うが早いか手を突っ込み、タマゴサンドを頬張る。美味い美味いと、アッという間に、次のテリヤキサンドをパクつく。


「やだ先輩、タマゴが」


口に残ったタマゴを取ってやり、いい雰囲気だったが次の瞬間、わたしは凍りついた。


「これ、お前が作ったんだろ?」