[深夜のコンビニ]


その灯りは神々しく見える。


中に入り、


・パン
・菓子
・菓子パン
・ジュース


何パンが食べたいわけではない。パンが食べたい。もっというなら、なにかが食べたい。


口に入ればいい。


すぐにかごが山盛りに。


レジに行くと、店員がギョッとしたようだが、気にしない。それどころか、


・アンマンと肉まん
・フランクフルト二本
・おでん全種類


涼しい顔で注文する。


ピッピッと、カゴから袋へ移される食べ物を、凝視するわたし。


早く食べたい‼


生唾がこみ上げる。


五千円札を出しすと、返ってきたのは428円だった。