あ、ああああ朝倉先輩‼ 回れ右をし、ケーキとともに、逃亡をはかったが、 「あれ、お前なにしてんの?」と、あえなく捕獲。 それでも先輩は、一瞬、バツの悪そうな顔をした。 ]甘党の悪ガキ] 肩書きが恥ずかしかったのだろう。 けどそれも一瞬。 先輩の整えられた眉毛が、片方、吊り上がる。 鋭い眼光が、わたしの持っている[お菓子の家]、いや[お菓子の館]に向けられ、ばつが悪い‼ どどど、ど~しよう‼ 完璧、あの目は怒ってるんですけどぉ‼ ピンチだ‼ 細井真琴、最大のピーンチ‼‼