いても立ってもいられず、事実を確かめに、柱の影から首だけ出す。 "絶対、なにかの間違い" そう念じていると、先輩が教室から出てきた。 やっぱり本人に聞くのが一番だろう。 「朝倉先輩‼」 わたしが呼ぶより早く、裕子が駆けてきた。 サッと身を隠す。 すると裕子は、なにか紙袋を先輩に渡し、それを開けた先輩の顔がパッと明るくなる。 あの青いのは…。 サッカーのユニホーム。 2人は笑い合って行ってしまった。 "あの子、お腹痛くないのかしら!" 肩を怒らせていると、 「ガッカリだわ」