「蔵人お腹空いちゃったなんか作ってよ。」




仕方ないなぁといいながらも、蔵人は煮込みうどんを作ってくれた。




「蔵人って何でも出来るね、最高の友達だよ。


蔵人、今日泊まっていきなよ。


明日休みだし、明日買い物付き合ってほしいんだ。」



『はぁ、亜喜良俺は男なんだから、それは不味いだろ。』




「大丈夫蔵人は私襲ったりしないでしょ(笑)。


仮に襲われそうになっても投げ飛ばすし。」




私空手3段だからね。




蔵人が真っ青になった。




『色気がない亜喜良なんか襲うかよ。


何で青木が、亜喜良に拘る理由がわかんねぇ。』




「多分あれじゃない、誰にでもモテる彼に私がなびかないのが面白くないのよ。


だからどうしても手に入れたいとか。」





蔵人がなるほどと頷いた。