翌日2つの場所に行った。




まずは校門。

次にあの場所。


お坊さんは仏教を読み始めた。




そしてしばらくして…。






「お子さまは笑って天国に行かれました。」





その言葉を聞いた家族は泣きながら空をみつめ手を合わせてその少年に祈りを告げた。





「皆様の願いはお子さまにきちんと届いております。どうぞお子さまのためにお元気でお過ごしください。」




お坊さんはそう言って帰って行った。





家族はいつまでも空をみつめあの少年の事を思っていた。