愛のため息

つい最近な気がするのに思い出せない。




…気のせいかな?




そう思いつつもやっぱり気になって、見てしまう。




幸い見られてることには気付いてくて譲った席に座りながらレジの方を気にしてるその人を観察する。




歳はマイ姉くらいっぽい。



てことは、マイ姉の友だち?




ん〜。でもなんか違う気がする。



思い出せないからか余計に気になるよ〜。




『ミイ、行こう?』



「あ、うん」




考え込んでて突っ立ったまま動こうとしないでいたら、めぐに声をかけられた。



もやもやした気持ちのまま、出口の方へ体を向けようとしたのとほぼ同時だった。




席を譲った女性が立ち上がり、手を挙げて




『大島さん、ここです!』



笑顔でそう言ったのは。