新学期が始まってそろそろ3週間。




めぐと栞以外の新しいクラスメイトともそこそこ仲良くなった。




名前と顔が完ぺきに一致した4月も気付けば終わりの週を迎える。




『GW何してる?暇な日あったら、買い物行こうよ!』




昼休みに、栞と3人で雑誌を見てた時にめぐが言って、栞と2人でそれに賛同した。





『こないだママに買ってもらったチュニックにスキニージーンズ探してるんだよね。この雑誌に出てるようなのを、出来るだけ安く買いたい』




めぐのジーンズ探しを中心にぶらついて、行った店で気に入ったものがあったらミイも何か買おうかな。なんて思いながら栞にも行きたい店や欲しいものはないか尋ねてみた。





『ランジェリーショップに行きたいかな。GW,カレシと温泉旅行に行くから新しいの欲しくて』





『や~ん、勝負下着?どんなの買うの?可愛い系?それともセクシー系?どこの温泉に行くの?』




めぐが興奮したように食いついて、あれこれ質問していて、栞はそれに少し恥ずかしそうに答える。





『私のカレシ下着にあんまり興味がないんだよね。いつもロクに見ないで脱がされちゃうんだ』




周りを気にして小声で話す栞とは反対に、めぐはきゃー!って興奮しながら叫んだ。