「タカちゃん」




『ん?』




ミイね、タカちゃんとの恋を守るためなら何でもするよ。



何に換えても守りたいものだから。



「大好き!!ずっと一緒にいてね。タカちゃんがいなくなったら息も出来なくなる。

それくらい好きだよ。・・・ちょっと重いかな?」




言い過ぎたかな。でも本当の気持ちだし。




タカちゃんはふっと噴き出すように笑った。





『ミイは俺にワガママ言ってくれないから、それくらい重いほうが嬉しいよ』




やっぱり重いんだ。ちょっと凹む。



でも、タカちゃん気にしてないみたいだし、よしとしよう。




『あ、そうだ』



いきなり抱きしめてた腕を解いて、ベッド脇の棚へ移動するタカちゃん。



棚を開けて、何かを取り出して、戻ってきたと思ったら、手にしてたものをミイへ渡してきた。




「タカちゃん、これ・・・?」