愛のため息

強く抱き締めてたタカちゃんの腕は、ミイが話してる内に少しずつ弱まっていって、今度は簡単に後ろを向くことが出来た。




体ごと後ろを振り返り、タカちゃんと向き合う。




「でもね、リスクがあるってわかってても…

タカちゃんに迷惑がかかるかもしれないって思っても
……どうしても我慢が出来なかった。タカちゃんが欲しくて。

好きで好きで好きすぎて…」




我慢できなかった。




我慢してる間にタカちゃんは他の誰かの者になっちゃうかもしれない。





ミイが高校を卒業する前に、成人する前に、他の誰かと結婚するなんて言われたら、ショック死しちゃう。



それくらい好きだから。