『あ、そうだ、そろそろホワイトデーだけど、今年はちょうど日曜だし、一緒に出かけようか』
突然、思い出したように話し始めたタカちゃん。
『付き合ってから出かけたりしてなかったし。ミイはどこに行きたい?バレンタインのお返しにどこでも連れてくよ』
ニコニコ笑いながらタカちゃんは言った。
バレンタインにタカちゃんに毎年恒例のトリュフを作って渡した。
今年は彼女になって初めてのバレンタインだったからすごく気合を入れて作ったんだ。
「え、どこにも行かなくていいよ別に。お返しだっていつものデパ地下のケーキで十分だし。
こうしてここで二人で過ごせれば十分だよ?」
そう答えたら、タカちゃんは困った顔をした。
「えっと、ほら!タカちゃん年度末でお仕事忙しいんでしょ?」
昔、3月は年度末の決算で忙しいって言ってた。年度末とか決算とか、学生のミイにはさっぱり何のことかわからないんだけどね。
でも忙しいんだってことくらいなら分かる。
突然、思い出したように話し始めたタカちゃん。
『付き合ってから出かけたりしてなかったし。ミイはどこに行きたい?バレンタインのお返しにどこでも連れてくよ』
ニコニコ笑いながらタカちゃんは言った。
バレンタインにタカちゃんに毎年恒例のトリュフを作って渡した。
今年は彼女になって初めてのバレンタインだったからすごく気合を入れて作ったんだ。
「え、どこにも行かなくていいよ別に。お返しだっていつものデパ地下のケーキで十分だし。
こうしてここで二人で過ごせれば十分だよ?」
そう答えたら、タカちゃんは困った顔をした。
「えっと、ほら!タカちゃん年度末でお仕事忙しいんでしょ?」
昔、3月は年度末の決算で忙しいって言ってた。年度末とか決算とか、学生のミイにはさっぱり何のことかわからないんだけどね。
でも忙しいんだってことくらいなら分かる。

