愛のため息

「恥ずかしいからあんま見ないで」




『や〜だ。もっと見てたいもん』




くすくすと笑いながら、見るのをやめようとしないミイ。




「そんなに見られたら…ヤバイって」




ドキドキするとか。




カッコいいとか。




ミイを意識してしまう言葉を言われた後で、そんな見つめられたら…




『そんなに照れくさい?』




ジッと見つめながら、コテッと首を傾げられたりしたらーー




「もう限界」




赤信号で停まった車の中、助手席側に身を乗り出して肩を抱き寄せた。




おでこが付くくらいの至近距離で見つめあう。




『タカ、ちゃん…』




ミイの俺を呼ぶ声が、ひどく甘く聞こえて、




その唇に、魅せられる。