愛のため息

「ミイ、これからは今みたいに手繋いだり、休みの日には2人で出かけたりしよう。きっとすごく楽しいよ?」




『・・・今でも十分楽しいし幸せだよ?』





「家で過ごしてるときも、楽しそうに笑うし、満足だって本心から言ってくれてるって、わかってるよ。

でも、もっと嬉しそうにするミイが見たい」





今みたいに、手を繋いだことを喜ぶミイみたいにさ。



「デートではどんな表情をするのか、どんな顔で俺を見つめてくれるのか、俺は知りたいんだ」




立ち止まって俺をじっと見るミイの瞳には困惑の色が出てた。




『タカちゃん、でも・・・』




「ミイの言いたいことはわかってるよ。知り合いに見られるの心配してるんだよね?」




『・・・うん』




村田は俺がミイと2人でいることを良く思っていなかった。・・・不愉快な勘違いまでしてきたし。
まあ、心配してくれてただけらしいから、許すけど。



けど、心配ではなくて好奇の目でみるやつが今後絶対現れないとは言えない。