「有難うございますっ!!佐伯さん…。早速ですが病室に行きましょうか」 「あははっ…本当に早急ですね…はぁ…」 やっぱりため息しか出ない。 破格の時給に…もっと関心を示していればよかったと…今頃後悔に襲われた。 着替えは既に済んでいたので、モップを片手に黒木医師の後に続く。 勿論ドアはすんなりと開いていて、数人の看護師が立っていた。 ドアを押さえていた人物らしい。 言っとくけどっ!!監禁は犯罪だかんねっ!?