本当に諦めていた。



忘れる気でいた。



自分の気持ちに蓋をしようとした。










でも諦めきれなかった。



忘れられなかった。



気持ちを隠せなかった。








たくさんの困難を乗り越えた。




親友の彼氏を好きになり、辛くて自分が嫌になった。




忘れるために彼の親友と付き合った。









本当に最悪な女だ。











それでも好きだった。










考えるのはいつも彼のことばかり。












今こうして幸せなのも、彼女たちのおかげ。




今隣にいる彼。




ずっと一緒にいる。








私が好きなのは彼だから…。























―END-