「食べるの、いや」 「じゃあ、俺も食わねえ」 ほっぺの温かいのは、 先生のおっきな手。 先生の、言葉に驚いて、 先生を見ると、 先生のやさしい目があたしだけに、 向けられてた。 「なん、で?」 「お前の感じ、味わうから。お前も、俺が食わねえから、俺の気持ち、分かるだろ」