目を開けた瞬間、気持ちよい風を感じた。 「あたし空飛んでる!」 「今さら何を言っておるんじゃ…。」 「だって、実感したからさ。ねっ、もっと早く飛べる?」 「そんなの、朝飯前じゃ。」 「出来るなら、もっと早く飛んでー!!」 「さっきまで、あんなに怖がっておったのに…」 「早く早くー!」 「しっかり捕まっておれよ!」 あたしは、クリクリの言われた通りにしっかり捕まった。 その途端、クリクリは羽を大きく羽ばたかせてスピードがより早くなった。