「あのステッキには‘名前’が無いんだ。」



「名前がないと何か、問題でもあるの?」



「武器本来の力が、出せなくなる」



「じゃ、あのときの光は?」



「多分、あのときはお前の力と共鳴したからだろう」



「あたしに、そんな力なんてあるの!?」



「あるから、共鳴したんだろうが…」



「あっそっか」