いや違う、どこか懐かしい感じがしたんだ。 ‘昔話’としては感じなかった。 どっちかって言うと、身に覚えがある感じかした。 「琳架、何か考え事か?」 「えっ?」 「黙って、本を見ていたから…何かあるのか?」 「懐かしい感じがしたの」 「懐かしい?」 「うん。どうしてかは、わかんないけれど、昔話って感じがしないんだよね…」