「何してんだ!!!!」 俺は親父の胸ぐらをおもいっきり掴んだ。 でも親父は表情一つ変わらない。 「何してんだ?だと?お前こそ何を勘違いしてんだ。俺はお前に結末を決めさせた。その結末がこれだ。」 俺に向けられた冷めたく低い声。 この人は本当に人間なんだろうか。 「俺の後。闇夢を継ぐお前に居場所など必要ない。」 空はいつの間にか泣いていた―…。