きっと蘭は鏡に映る自分を見るたびに闇を増やしていく。 そして涙を流すんだ。 桜さんは蘭は紅龍・青虎にとって大きな存在だって言うけど―… 蘭にとってもあいつらは大切な欠けてはならない存在だ。 お互いが大きな存在を失った今、 それを埋めるのは闇か? どんどんと崩れていく音が聞こえる。 蘭も。 紅龍も。 青虎も。 闇に飲まれる―…。