7時になると直ぐに倉庫はバイクや車の光で照らされた。 倉庫の外で待っていた私たちは沢山の光に目を細めた。 この光の数からして闇夢の奴らは結構な人数だと思う。 そんな沢山の光の中で車の扉が開くのが見えた。 出てきたのは勿論と言っていい、国分だ。 「…―わざわざありがとうございます。」 車から完全に出てきた国分に作り笑いを見せた。 「本当ですよ。」 国分も私に同じような笑顔を見せた。