なんでそんな事言うかな。 …―あぁ。兄貴は知ってるんだ。 なんて兄貴の言葉聞いて思った。 そうだよ兄貴。 私は皆の笑顔を守る。 けど―… けど、皆の笑顔の中に私はいなくなる。 きっと存在しない。 皆の前に私はいない。 それが私の計画。 私は別の場所に立つ。 皆の笑顔の為に。 皆の手が届かない場に立つ。 それが何分か、何時間か―…それとも何年間なんて分かんない。