「あの時俺は既に喧嘩なんて出来ない身体だった。 ………俺は病気を持っていた。 青虎を降りたのは…俺の身体が限界だったからなんだよ―…。 …―ごめんな。逃げるように青虎を降りて。 でも、あぁでもしないと俺は青虎を手放せなかった。」 智さんの頬に綺麗な透明の涙が伝った。