それ以来、なんとなく金髪で通してるあたしはやっぱり馬鹿なんだろうか。
そのせいかどうかは知らないし、ただ単に喧嘩が強かったからかもしれないけど、あたしはいつの間にか不良キャラになっていた。
「…って!!
聞いてんのか三浦!」
はいはい、とテキトーに相づちをうって、席を立つ。
そのまま教卓まで行って、一枚の紙を渡したところで、チャイムが鳴った。
『三浦さんには、私のお手伝いしてもらってました。
お手数おかけします。
新美』
(とまれとまれ)
(なにもかもがとまったら)
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…