沙知絵は1年生になってから、すぐに友だちも出来て、夕方まで学校やお友だちの家で遊んだりしていた。




梓はもともとワガママな子だったこともあり、なるべく厳しく接して育てていたが、隆也が産まれてからは、沙知絵も隆也ものんびり育てていくことにし、元気ならばいいかな?という気持ちでいた。







そんな沙知絵もやんちゃで、多少のもめ事などはあったが、友達もたくさん増えて毎日楽しそうに過ごしていて、家でも幸せそうに学校での話をしてくれた。







-- そんなある日の夜。---