------------- あれからの、私と孝治は前よりも仲が良くなり、仕事以外でもたまに会うようになっていた。 『ねぇ、ねぇ!最近、熊川さんと真佐子、仲良くない?お2人さんは、もう付き合ってんの?』 晴奈が、からかうように私の頬に人差し指を当てた。 『何言ってんの!仲良くはしてるけど、付き合ってはいないよ。』 『何で付き合わないの?やっぱり、沙知絵ちゃんの事があるから?あれは、完璧に熊川さん、真佐子の事好きだよ?』