「今日は随分と素直だな」

そう言いながら、ベッドへと潜り込んできます。


「何なの?何で入って来るのよ?」

亜耶の不満も聞き入れず、

「俺、今まで自分のベッドに入れた女は、亜耶だけなんだけど?」

亜耶の頭の下に腕を通せば、ご機嫌な女王様は擦り寄って来ます。


「何で私だけ?」

不思議がる亜耶のおでこに唇を落とし、

「そんなの決まってんじゃん!亜耶ちゃんが大好きだからだよ〜」

大事な所でおちゃらけてしまうのがたまに傷。