「あぁ、女は婆さんのベッドだ」

亜耶を愁のベッドに下ろしながら答えました。


「お婆さんの?」

「そう。婆さんのベッドを使った」

「何で?」

素直な問いにクスクスと笑いながら、

「知りたい?」

意地悪な顔を浮かべています。


「……知りたい」

亜耶は恥ずかしさから、視線を逸らしました。