「ちょっと!!何考えて…」

言いかけた時には、ベッドの真上。

下ろされたくない一心で、掴まっている手に力を入れた亜耶。


「亜耶、何か勘違いしてるんだけど?」


優しい声が降り落ちてきました。


「…え?」

戸惑う女王様に

「あの女がいたのは、俺のベッドじゃねぇよ」

伝えられたのは、亜耶の知らない真実でした。


「それじゃぁ…あの女が居たのはどこよ?」

真実を言われても信じられない亜耶は、疑問を投げ掛けます。