開いたドアの向こう側に立っていたのは、カゴいっぱいに花ときのこを詰め込んだ亜耶。 「「「…………」」」 無言で床に転がっている二人を跨(また)ぎ、家の中に入って行きます。 「亜耶っ!違うっ!違うんだ!これは誤解だぁ!!」 叫び声をあげながら、亜耶の後を追いかけよう立ち上がろうとしました。 しかし、がっちりとホールドされていた愁は立ち上がる事も出来ません。 「てめぇ、離せ!」 「何で?昨日は仲良くしてたじゃない?」 女は更に力を込め抱きついてきます。