【短】愛しのハニー☆―Sweet Honey―

「お、お前が小枝子ちゃん小枝子ちゃん言うからだろっ!!」


うわぁ、ちょー真っ赤。



「俺は小枝子が好きだから小枝子のことばっかり言ってるんだよ」


小枝子は俺の愛しのハニーだから。




「……お前には着いて行けねーよ」


裕樹はそう言ってため息を付いた。




「俺さ、マジで小枝子と結婚したい」


そんくらい小枝子が好き。




「あーそうかよぉ。結婚したきゃ、勝手に結婚でもなんでもしろーっ」


裕樹はそう言うと、デカいため息を零した。




「ったく、お前は小枝子のよさが全っ然わかってねーな」


小枝子は世界一いい女だ。