秘密の片思い 〜素直になれない心〜



「はい。ところで私の部屋ってこの下の階なんですか?」


「そのほうが便利だろ」


確かにあなたの身の回りの世話をするには便利だけど…。私のプライベートはどうなるの?!


「とりあえず今日は帰ってもいいですか?」


「いいぞ。明日は8時に出勤するからそれまでに朝飯の用意をして起こしてくれ。」


「わかりました」


「これ鍵だから」
無造作に突き出された鍵を受け取る。



「2本ありますが?」
キーホルダーに同じような鍵が2本ついていた。


「ひとつはうちの鍵だ」
確かに身の回りの世話をするには必要だわ〜


「それじゃあ失礼します。おやすみなさい。」

静かに玄関の扉を閉めた。