「寒いのか?」 私の頭の上に杉本の顔がある。 直ぐに言葉が出て来ない私は、首を横に振る事も縦に振る事もしなかった。 「ちょっと…杉本!」 らしくないよ。 こんなの… 「嫌なら振りほどけよ」 「なっ…何よ!放しなさいよ!」