そんなことを考えながら先輩の後ろをついて行った


屋上に出ると本当に綺麗な色の空で、裏庭とはまた違う空だった


「うわぁ〜綺麗〜」


「ココ、寝っ転がって見るか?」


「え?」


私が空から目線を戻すと、屋上のコンクリートに座ろうとしている先輩が目に入る


「芝生よりは痛ぇけどな」


そう笑いながら、ゴロンとする


何で、芝生とか寝っ転がるとか言うの?


私がいつも裏庭でそうしてるの…知ってる言い方だけど


…んなワケないか…


私はどうしようかと立ち尽くしたままだった


「あっ…風花、パンツ見えそう」


「えっ!ヤダ嘘!」