「えと…アメ…」


「アメ?」


池部先輩は首を傾げた


「ハイ!甘いアメ…」


「はい1分経過!慎一帰れ!」


先輩は池部先輩を無理矢理図書室から追い出した


「風花!アメ」


「わぁ〜い」


私はアメを口に入れた


今日のアメはカルピス味


少し舐めて、私の口の中がアメの味になった頃、いつも先輩が私の名前を呼ぶ