結局、二人でカラオケもあまり盛り上がらないって理由で中止


あまりブラブラするワケにもいかず、ちょっとゲーセンに入り、コインゲームで遊んだ


「そろそろ観覧車…行くか…」


「うん…」


私達は再度、観覧車乗り場へ向かった


行列はさっきよりは長くなくて、スムーズに進んでいる


何組か前を見ると、相席ではなく、二人っきりで乗っていた


いよいよ二人っきりで観覧車だ


まだ順番にならないのに、心臓がドキドキする


係員、私達を見て、また来たって思わないよね?


そんな心配は必要なく、私達は二人っきりで観覧車に乗れた