「王子様とカラオケに行けるんだ!有り難いと思えよ」


「は〜い」


結局、先輩の男好きは誤解のようで、私達はまた、いつものように図書室を出て、左右に別れた


校門を出て、早速アメを口に入れる


爽やかな酸っぱさと後からくる甘さ


マスカットのアメなんて、本当に久しぶりだなぁ〜


明日は先輩とカラオケ


先輩の歌声ってどんなだろう


今からドキドキしてきた私


今日、眠れるかなぁ?