「ん〜何で男好きかなぁ?て…」


私は先輩に聞かれていたことをスッカリ忘れて、素直に思っていたことを口にしていた


「お前、男好きなんだ?」


「私じゃないよ!先輩が…あっ!」


私は先輩と話していたことにハッとした


「先輩って…俺か?」


「ち、違います!何で私が先輩のことを考えなきゃいけないんですか!バカみたい」


「お前、バカじゃん?」


「とにかく、雑誌、見たら返してくださいね」


私は先輩にそう言い、宿題に集中した


「風花、明日暇?」


「明日ですか?な、何ですか?」