「風花、宿題は?」


「え?ま、まだです…」


「宿題が先!話はそれから!」


私はゆっくり歩いて先輩の隣に座った


一応、机に宿題を置く


先に謝ってスッキリしてからじゃないと、頭が働かないよ…


コト…


アメが置かれた


「昨日の分…今日のは後でな」


「あ、ありがとう…ございます」


カサッ


私はアメを口に入れた


今日のアメはべっこうアメ


かなり甘いよ…先輩…


私は甘いアメを舐めながら、少しずつシャーペンを動かした